Honey Lullabyのジャケット写真

歌詞

Yurari Furari

Blue Letter

静まった夜のすき間で

きみの名前だけが胸を突く

何も言ってないはずなのに

気持ちだけが前へ走り出す

触れられない距離のまま

心が勝手に波を立てる

隠したつもりの弱さまで

ひと息でふくらんでいく

軽い笑いで逃げた強がりが

あとから胸に刺さってくる

押し込んだ本音だけ

深い場所で熱を持つ

ゆらりふらり

きみの声が重さをずらしていく

立ち止まっても揺れが止まらず

甘くない恋に引きずられる

ゆらりふらり

触れた記憶が息を早めて

落としきれない瞬間だけが

まだ胸の前で揺れている

乾いた音が夜をすべって

しまった感情を引き戻す

消えたと思った弱さまで

ゆっくり形を取り戻す

前へ進もうとしても

きみの名前が足を引く

忘れたふりで越えようとしても

揺れた想いがついてくる

言いそびれたひと言だけが

夜の奥でくすぶり続ける

終わったはずの恋ほど

深いところで離れてくれない

ゆらりふらり

きみの存在が空気をひねっていく

逃げようとするほど吸い寄せられ

乱れた心が走り出す

ゆらりふらり

終わりの影を追い越そうとしても

消えない余熱だけが

まだ胸の前で揺れている

  • 作詞者

    Blue Letter

  • 作曲者

    Blue Letter

  • プロデューサー

    Blue Letter

  • ボーカル

    Blue Letter

Honey Lullabyのジャケット写真

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「Honey Lullaby」は、夜に揺れる恋の感情を丁寧にすくい上げたアルバムです。
静かなロマンスから暴走する衝動まで、すべての曲が“言葉にできない想い”を抱いています。
ダークな甘さを帯びたメロディと、胸の奥をかすめる歌詞が交差し、
静けさと熱が同時に息づくような物語が連なっていきます。

触れられそうで触れられない距離、
消えたはずなのに疼き出す記憶、
名前ひとつで揺れてしまう心。

そのすべてを、夜の空気にそっと沈めるように描いた作品です。

アーティスト情報

Blue Letter Records

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