Lyric

朝日が昇りだす

ようやく帰路に着く

吸い殻で作った帰り道は

まるで童話の世界みたいだ

カレンダーには︎バツばかりがつく

もう母とは目も合わないね

孤独死の匂いがする部屋で

今日も似たような夢を見る

家を追い出されたあの夜

ドンキで買った固いロープ

垂れ流しにしてるドロップ

花が咲かなかった青い春

映画みたいなあの瞬間に

踏み出せなかったあの一歩

俺はいまだ考えるんだ

俺はいまだ考えるんだ

明日を忘れてしまったんだ

暗い夜道一人帰るんだ

俺たちがまだ死ねないのは

幸せを知ってしまったから

揺られてる各駅停車の中

あと3%のiphone

あの時に聴いていたエルレは

いまだに俺を奮い立たせてる

あの瞬間だけ探している

あと1秒だけ探してる

生きててよかったと思えた

あの瞬間だけ探してる

溶けた雪が喉を通り過ぎる

景色が久々に色をつける

俺たちがまだ死ねないのは

幸せを知ってしまったから

嫌な汗が首を伝った

皆が言う幸せはなんだ

好きな道に行けって言うけど

思ってもないことをしゃべるなよ

俺の人生を絵に描けるなら

白と黒だけで十分だよ

もう誰にも染められないし

もう誰にも染められたくない

朝日が昇りだす

ようやく帰路に着く

吸い殻で作った帰り道はまるで童話の世界みたいだ

また１日が始まるんだ

誰も俺を気にもとめない

でもあの瞬間に会えるまで

俺は部屋で叫び続ける

明日を忘れてしまったんだ

暗い夜道一人帰るんだ

俺たちがまだ死ねないのは

幸せを知ってしまったから

揺られてる各駅停車の中

あと3%のiphone

あの時に聴いていたエルレは

いまだに俺を奮い立たせてる

あの瞬間だけ探している

あと1秒だけ探してる

生きててよかったと思えた

あの瞬間だけ探してる

溶けた雪が喉を通り過ぎる

景色が久々に色をつける

俺たちがまだ死ねないのは

幸せを知ってしまったから