※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
多彩な領域で活躍する日本ジャズ界の逸材・西口明宏が新たな表現に挑んだ意欲作です。この作品のために編成した新バンドはドラムレストリオ。David Bryant(p)、粟谷巧(b)という1級の腕利きミュージシャンが脇を固めるなか、全編にわたってソプラノサックスをプレイしています。あえて決めごとをなくしたシンプルな曲を、3人の創造力で紡いでいく姿はじつにクリエイティブ。たっぷりと余白の空いた空間のなかを疾走する、キレのいいソプラノサックスの響きを存分にお楽しみいただけます。
多くの一流ジャズマンを輩出している名門・甲南中学〜高校でビッグバンドジャズと出合い、テナーサックスをはじめる。その後、2003年に奨学金を得てバークリー音大に進むと、ジョー・ロバーノやジョージ・ガゾーンらに師事。学生選抜のBerklee Concert Jazz Orchestraの一員として全米各地をまわり、ラジオ局やジャズフェスに出演する。2006年に卒業するとニューヨークに進出。自己のバンドのほか、さまざまなジャンルのグループに加入して腕を磨く。2010年に拠点を日本に移すと同時にデビューアルバム『Tre agrable』を、2013年には『PINGO』を発表。2017年に自身のサックストリオでデトロイトジャズフェスティバルに出演する。2020年に新リーダーバンド『FOTOS』、2023年には〈Days of Delight〉から『Something in Red』をリリースした。
Days of Delight