

書類の山の向こうから
差し出された 小さな缶
君の指がかすめた瞬間
世界が静かになった
苦い香りに包まれて
心のノイズが消えていく
言葉よりも深く伝わる
沈黙の温度
終電までの わずかな時間
誰もいないオフィスの隅で
君の視線が 焦がすように
わたしを静かに縛ってた
コーヒーの湯気に滲む恋
見つめた瞳がほどけてく
甘いわけじゃないけど
君がいるだけで あたたかい
冷めていく夜の中で
まだ消せないこの鼓動
触れられない距離なのに
確かに溶け合ってる
終電のアナウンスが響いて
ビルの谷間に雨の匂い
君の横顔 ガラス越しに
心の奥を映してた
カップを持つ手の震えが
私よりも正直だった
触れたら崩れそうな夜
言葉が呼吸になる
「また明日」って言えたらいい
そんな勇気すら出せなくて
沈黙だけが優しすぎて
痛いほど綺麗だった
コーヒーの苦味みたいに
この恋も癖になる
痛いほど 優しすぎて
やめられない夜
もう会えないって知ってても
君の声がまだ温かい
“好き”じゃ足りないこの想い
飲み干せないままで
窓の外で夜が泣いてる
明けない朝を拒むように
君の影がまだここにいる
心が離れないまま
ほろ苦いコーヒーの味が
胸の奥でまだ熱い
冷めることを恐れて
何度も想いを注いだ
指先よりも近い距離で
君の鼓動が響いてた
言葉じゃない愛があった
沈黙の中で
最後の一滴が落ちて
夜の底に音を立てた
それでもまだ、この香りが
君を想わせる
- 作詞者
MyRae
- 作曲者
MyRae
- プロデューサー
MyRae
- ボーカル
MyRae

MyRae の“枯れない花の香り”を
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- ⚫︎
枯れない花の香り
MyRae
『枯れない花の香り』は、夜の静けさに溶けるような
“触れられない想い”を描いたLo-fi R&B × アコースティックポップ。
Rhodesピアノとアコギが紡ぐ柔らかな音色に、
コーヒーの香りのように残る恋の記憶を重ねた一曲。
温もりと切なさが交差する夜、
あなたの中にもきっと“消えない香り”がある。
アーティスト情報
MyRae
未来(Mirai)から響く、My Rae=“自分の光”。 境界を超えて奏でる、ジェンダーレスなサウンド。 English × 日本語で届けるオルタナティブ・ビート。
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