Lyric

あなたでいっぱいだったはずなのに

溢れ出したのは叶わない願い

会いたくて描いた

夕日が彫った面影

どうして不揃う雪に

滲んでいくのだろう

もっと素直に　もっと自由に

もっとあなたに

なんて今さらなことと

どんな言葉で　どんな心で

生きていこうかとなぞる

これからのこと

過去と未来の虜になる日々

今ここになんてさ

とても居られないけど

どんなにひとり　悲しくても

忘れてまで　楽になりたくはないの

こんなにひとり　悲しいことで

大切だった日々を　確かめられる

悲しみにあなたを重ねて胸に抱いて

仕方ないなと　形身のように

そっと

あなたの苦しみや痛みを

叶うことならば

代わってあげたかった

なぜ私じゃなかったのだろう

なぜ私はここに居るのだろう

この悲しみも

愛しい証なんでしょう

捨てられない　今日も明日も

きっと自ら　出口塞ぐでしょう

曖昧だな愛味

どんなにひとり　悲しくても

楽になることも　またこわくて

悲しみを忘れる悲しさに私

ずっと怯えてる　愛まで忘るようで

どんな目も

涙で焼くような景色を繰り返して

時代は移ろいゆく

季節に分かれ廻りながら

この濁流から逃れますように

星が眠る朝と　星々が目覚める夜を

この世に見つめたように

全ては人の心に生る

果てなき宇宙の果ての星すら

ならば悲しみさえも愛せるかな

どんなにひとり　悲しくても

忘れてまで　楽になりたくはないの

こんなにひとり　悲しいことで

大切だった日々を　確かめられる

悲しみにあなたを重ねて胸に抱いて

そっと　目を思い出させて

祈りと言葉をあなたに

何度も何度でも