Lyric

確かにこの身に残る悦びの余韻と

もう幾つかのPointになった記憶をJoint。

それを一列に並べてずっと走らせて見てる。

瞬間移動できない僕は肉体疲労。

ぼぅっとブルーライト。

転落防止ホームドア。

ついプラットフォームから

プラッとfallしてしまわないように。

ずっと返事待ち。

頭上電光掲示板

終電告げる英語表記

AをOに見間違える。

Last train とLost trainじゃえらい違いだ。

思わず絶望して真っ暗になり目眩すらした。

前の電車の出発から時間が開いていく間

独りな気がした。

もう来ない気がした。

連続性の安心感はASMR効果よりも

連結間に隠した不安が単に埋まる虚構だ。

だから僕達は「約束」という駅を作ってここを発つ。

水平の位置エネルギーが消え

垂直の孤独だ。

Distanceが指数関数的に広がる白線の内側。

何故か抑えが効かず寂しさが漏れる関節の隙間から。

いっそモノととことんモノトーンになるか。

No more talk

もう音のならない携帯ならいらない。

頼むからなぁ返事をくれよ。

感情のない天井からのアナウンス。

大丈夫。落ち着けって。

電車も返事も明日も未来も必ず来る。

連続の谷間にもし

落ちたら頼りは希望。

Yo

Last trainとLost trainじゃえらい違いだ。

既読無視と未読ブロック、恋と死くらい違う。

Last trainとLost trainじゃえらい違いだ。

今はjust wait

耳を澄ませ簡易ベンチ座りながら

祈る。

Last trainとLost trainじゃえらい違いだ。