

夜更けの交差点 滲む信号機
言葉はまだ 水面に沈めたまま
薄荷はほのめき 喉に引っかかって
君の輪郭だけ やけに鮮やかだ
曖昧な体温 借りたまま
返し方も知らないでいる
月が欠けるみたいに
少しずつ遠ざかる
ねえ まだ名前を持たないままで
ほどけた夜に溶けていこう
確かじゃないものほど綺麗だって
誰が決めたんだろう
ねえ 触れた指先だけが
嘘みたいに熱を持って
消えぬ余白ばかり増えていく
君をまだ呼べないまま
雨粒 街灯にほどけて
頬をかすめては滲んでいく
拾い損ねた言葉たちが
やたら綺麗にこだまして
優しさの定義なんて
誰も教えちゃくれなくて
君がくれた沈黙だけ
正解のように残る
ねえ まだ名前を持たないままで
ほどけた夜に溶けていこう
確かじゃないものほど綺麗だって
いつか思えるのかな
ねえ 触れた指先だけが
変わらずにまだ熱を持ってる
消えぬ余白ばかり増えていく
君をまた呼べないまま
あの日の温度だけ
ここに置いていったまま
言葉にした途端に壊れるなら
いっそ知らないままで
ねえ まだ名前を持たないままで
ほどけた夜に溶けていこう
確かじゃないものほど綺麗だって
君が言ったんだろ
ねえ 触れた指先だけが
嘘みたいに熱を持って
消えぬ余白ばかり増えていく
君をまだ呼べないまま
明け方 色のない空に
言いそびれたままの声
とどけきれないままでいいと
誰かが囁いた気がした
名前を持たないままの夜が
静かに終わっていく
- 作詞者
Hibiki Watanabe
- 作曲者
Hibiki Watanabe
- ミキシングエンジニア
Aki
- マスタリングエンジニア
Aki
- ギター
Hibiki Watanabe
- ベースギター
森 理
- ボーカル
Aki

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夜韻
ROOOM-601
アーティスト情報
ROOOM-601
2026年7月始動 一つの部屋に閉じ込めた感情を鳴らす3ピースバンド