地獄の森の満開の下 (feat. Lily)のジャケット写真

歌詞

地獄の森の満開の下 (feat. Lily)

黒羽 真生

落ちる雫に夜は限りなく

我が身も消えて花が咲き誇る

名残惜しい憂き世の夢は

月を隠す山の端の色

銀が伝う頬の気色は

天の川の露の灯

幾度季節が移ろえど

草葉の色が廻るとも

風が吹けば思い起こす

遠い御影

積もる形見

虚しき空に行き場など無くて

記憶の底で彷徨い続ける

無常の声に思わず振り向き

瞬く刹那

消えゆく幻

月灯り充ちるこの森で泣いた

幼いままの微笑みに打たれて

たとえこの身が朽ちるとも

濡れた袖が綻んでも

風が吹けば思い起こす

今は昔の物語

虚しき空に行き場など無くて

記憶の底で彷徨い続ける

無常の畔

彼の岸は遠く

瞬く刹那

煌めく幻

立ち止まり聞いた

この花の名前

幼く見えた掌を引き寄せ

叶えてやれぬ思いを埋めて

来世で逢おう

言の葉交わした

偽り抱いて望んだあの日が

幾年重ね真実に変わる

地獄の森の満開の下

永久に色褪せぬ別離

星灯り見上げやわらかに笑う

幼いままの横顔が恋しい

  • 作詞

    黒羽 真生

  • 作曲

    黒羽 真生

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    地獄の森の満開の下 (feat. Lily)

    黒羽 真生

◆作詞・作曲・編曲: 黒羽 真生
◆イメージイラスト・ジャケットイラスト: 黒羽 真生
◆All Music & Lyrics by Kuroba Maki
◆Arranged by Kuroba Maki
◆Illustration by Kuroba Maki
■歌唱:Lily (VOCALOID)
オリジナルボカロ楽曲

アーティスト情報

  • 黒羽 真生

    地獄のメタル堕天聖・黒羽真生(クロバマキ)が人間界に再び降臨!暴歌髏威弩(※人間界でいうボーカロイド)を操る闇魔界の音楽家だ。 至高の歌唱手"メタルエンジェル・Lily"とユニットを組み、激しくも切ない魂の音楽を宇宙に轟かせる。 楽曲のジャンルは主にゴシックメタル、シンフォニックメタル、メロディックメタル。 しかしながら黒羽によって紡がれるその歌詞は深く強く幻想的。聴く者全ての淡い抒情を掻き立てる。 日本古典文学に造詣が深い黒羽真生が織りなす詞の世界観と、ダークゴシック・シンフォニック音楽の絶妙で繊細な調和。それは"黒羽文学"とも形容され、ボーカロイド界とメタル界双方の特異点となっている。 それ故に世界中に多くの根強いファンを生み出している。 クラシカルでバロック。まさに必聴!絶頂!!月光蝶!!!である。 (「Worlds Heavy Metal Voice」より)

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  • Lily

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Kuroba Maki

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