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135BPMの意図的に破綻させたブロークン・ビートと、極限まで歪んだフィードバック・ノイズが交錯する、ポストパンク・エレクトロニカの傑作。90年代のビッグビートを彷彿とさせるアグレッシブな電子音の壁と、突如として訪れるピアノの静寂が、聴く者の感情を激しく揺さぶります。
テーマは「失敗と崩壊の絶対的な肯定」。SNSでの無意味な比較や、常に「正解」を求められる現代の息苦しさを真っ向から否定し、傷つき、諦め、壊れてしまうことすらも「美しい人間らしさ」として荒々しく肯定します。苦悩に満ちたボーカルと増幅し続けるノイズは、耳障りの良いだけの応援歌に対する痛烈なアンチテーゼ。轟音の壁(ウォール・オブ・サウンド)が限界まで達するブリッジから、ノイズの向こう側に澄み切った解放感を見出すラストの展開は圧巻です。パンクの反逆精神と精緻なサウンド・デザインが融合した、魂を解放するカタルシス・アンセム。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。