うろのほしうたのジャケット写真

歌詞

骨を探している

Tansa

凡庸な骨を懸命に磨けば

表面だけ綺麗なままで

空虚が軋んで痛んだ

曖昧に絡んだ糸の目ほどけば

バラバラに落ち混んだ

骨はどこだ 骨を探している

持たざる者だと気づいた時から

焦燥の渦に四肢が奪われたまま

好きだった玩具 ナイフに変われば

屈辱の随に いつもそれを研いでいる

肩書きはとても便利で

人を脅すのに十分だ

狂ったふりで誤魔化して

こんな奇抜な殻も作った

何もできないのに

何かできるように見せるのが上手くなって

ああ 空っぽのままだ

凡庸な骨を懸命に磨けば

表面だけ綺麗なままで

空虚が軋んで痛んだ

曖昧に滲んだ言の葉紡げば

ドロドロに溶け混んだ

骨はどこだ 骨を探している

上書きされたと気づいた時には

元の色さえも全部忘れてしまっていた

信じてきたもの 否定ばかりした

元には戻れないと嘆いて 時を笑った

世の中の全て嫌って

首括る真似事もした

3号車の隅で息ができなくなって

視線を纏った

何を好んでいたんだ

そして何を望んで何になりたかったんだ

ああ 空っぽは嫌だ

生きたくて 生きていたくて怖いから

表面だけ綺麗なままの

身体を刻んで痛んだ

凡庸な骨を懸命に磨けば

表面だけ綺麗なままで

空虚が軋んで痛んだ

曖昧に絡んだ糸の目ほどけば

バラバラに落ち混んだ

骨はどこだ 骨を探している

  • 作詞

    Tansa

  • 作曲

    Tansa

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