凡庸な骨を懸命に磨けば
表面だけ綺麗なままで
空虚が軋んで痛んだ
曖昧に絡んだ糸の目ほどけば
バラバラに落ち混んだ
骨はどこだ 骨を探している
持たざる者だと気づいた時から
焦燥の渦に四肢が奪われたまま
好きだった玩具 ナイフに変われば
屈辱の随に いつもそれを研いでいる
肩書きはとても便利で
人を脅すのに十分だ
狂ったふりで誤魔化して
こんな奇抜な殻も作った
何もできないのに
何かできるように見せるのが上手くなって
ああ 空っぽのままだ
凡庸な骨を懸命に磨けば
表面だけ綺麗なままで
空虚が軋んで痛んだ
曖昧に滲んだ言の葉紡げば
ドロドロに溶け混んだ
骨はどこだ 骨を探している
上書きされたと気づいた時には
元の色さえも全部忘れてしまっていた
信じてきたもの 否定ばかりした
元には戻れないと嘆いて 時を笑った
世の中の全て嫌って
首括る真似事もした
3号車の隅で息ができなくなって
視線を纏った
何を好んでいたんだ
そして何を望んで何になりたかったんだ
ああ 空っぽは嫌だ
生きたくて 生きていたくて怖いから
表面だけ綺麗なままの
身体を刻んで痛んだ
凡庸な骨を懸命に磨けば
表面だけ綺麗なままで
空虚が軋んで痛んだ
曖昧に絡んだ糸の目ほどけば
バラバラに落ち混んだ
骨はどこだ 骨を探している
- 作詞
Tansa
- 作曲
Tansa
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- ⚫︎
骨を探している
Tansa
- 2
アルドルーター
Tansa
- 3
イントレランス
Tansa
- 4
息の吸い方だけは覚えてる
Tansa
- 5
ぼくら幸福の奴隷になって
Tansa
- 6
教室と沈殿
Tansa
- 7
赤シートと青信号
Tansa
- 8
そんな今に溺れてる
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- 9
冗談みたいに虚しいね
Tansa
- 10
夢に唄えば
Tansa
- 11
君に入水して生きている
Tansa
- 12
失敗作でごめんなさい
Tansa
- 13
かげぼしのきみに
Tansa
- 14
卒業式なんかで泣いちゃったな
Tansa
- 15
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Tansa
- 16
不戦敗
Tansa
- 17
それしかなかったんだ
Tansa
- 18
こんなにやめてしまいたいのに
Tansa
- 19
赤い頬とチークの距離について
Tansa
- 20
ドロールーザー
Tansa
- 21
水底より、空の色を問う
Tansa
- 22
うろのほしうた
Tansa