Lyric

喰らった怠惰な理想を

縋ったもんは下らない能書

満更でもなくなったPosition

ぬるくなった空気

飽きちまった

何歩だって靴引き摺って

「だって、だって」を殺した

嗚呼、巻いて取ったフィルムテープ

切り裂く金切り声で

Let me go

溶けてくから全て

End of lineまで

連れて行って

覚束ぬ足取りで

霞みゆく道のりで

躓くほどに強く食いしばった

Let me sing

声枯れてもいいの

案内役は居なくていいの

擦り切れた靴底が

足跡を遺してくから

End of lineまで

連れて行って

恐れた確率論は

ふわり消える蝶のように

求めて彷徨う現世

覚悟を決めたんだ

存在が滲んでいく

溢れていく孤独、焦燥

身を焦がした炎ですら

熱を欲す

Let me go

まだ間に合うからさ

End of lineまで

連れて行って

差し伸べた掌を

離さぬよう力こめて

握った途端現実味を帯びて

Let me sing

声枯れてもいいの

案内役は居なくていいの

擦り切れた靴底で

しっかりと踏みしめる

Wanderer

火をつけた導線

破った限界

新しい世界へ今

火をつけた導線が

短くなる程に

高揚する体温に

のぼせてしまいそう

破った限界は

もう見えなくなって

新しい世界へ今

Let me go

まだ間に合うからさ

End of lineまで

連れて行って

辛くてもいいよ

苦しくてもいいよ

共に行こう

Let me go

溶けてくから全て

End of lineまで

連れて行って

覚束ぬ足取りで

霞みゆく道のりで

躓くほどに強く食いしばった

Let me sing

声枯れてもいいの

案内役は居なくていいの

擦り切れた靴底が

足跡を遺してくから

End of lineまで

連れて行ってよ

私は熱を欲す

Let me sing

声枯れてもいいの

案内役は居なくていいの

旅路など私次第

解き放たれた

Wanderer