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歌詞

東京

山本 詠美子

この街から離れて 歩くビルの間では

新しい靴で背伸びを しないと歩けなかったの

靴擦れを隠して なんてことない顔して

次会う約束も出来ない寂しさは今年も桜で隠れるでしょう

おかえりがあると知ってる 当たり前のただいまと

誰もない暗い部屋へと 無理矢理言うただいまが

毎日にもういないわたしがいる

行くべき場所がたとえまだ知らない場所でも

そこで生きてく日々を静かに知るの

東京の桜なら ここに行こうだなんて

私でもいつの間にか 少し染まってきたみたい

あなたと見てたような 優しい色じゃないけど

冷たく感じてたこの街の桜も 少し懐かしく感じられる

慣れてくのが少し 寂しい気がするのは

私がいないあの街が 当たり前のように見えて

わがままだと知ってて さみしいとまだ言って

あなたが私を好きと思えるなら この街の春もきらめくのよ

東京の桜なら ここに行こうだなんて

私でもいつの間にか 少し染まってきたみたい

わがままだと知ってて さみしいとまだ言って

来年もこの街で春を迎えること 桜色の風は知ってるでしょう

  • 作詞

    山本 詠美子

  • 作曲

    石崎 弘典

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季節の美しさを音楽を通して表現するSeasonal Concert Project、劇団四季でキャリアを重ねたボーカル山本詠美子のオリジナル楽曲の中から色彩鮮やかな楽曲を中心にまとめたミニアルバム「カラーズ」がリリース。

アーティスト情報

  • 山本 詠美子

    大分県立芸術文化短期大学音楽学部声楽コース卒業、実技成績優秀者による演奏会に連続出演また卒業演奏会にも選出される。 約7年間に渡り劇団四季に所属、サウンドオブミュージック、オペラ座の怪人、マンマミーア、リトル・マーメイド、ノートルダムの鐘などに出演。劇団内の呼吸法担当や作品の音楽面のリーダーも担当。 退団後は、フリーとして歌手活動を続ける他、ボイストレーナー、話し方講師、子供向けミュージカル講師、イベント司会やアナウンスなど様々な方面で活動している。

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