深山幽谷で、
神に隠されたよ。
夜目遠目笠の内とか、
徒花に実は生らぬとか。
百も承知の上でした。
貧者の一灯でした。
靈びな光の方に耳を澄ませば、
灼たかな声で禊が聞こえた。
魄が叫んでいた。
噤み瞑り訛言が谺しますが、
矜持は捩じれるでしょう。
致命的な問題だった。
復元が不可能な程です。
♪
閑古鳥が鳴く時、
ようやく気づくでしょう。
エピゴーネンにはどれ程の価値があるのか?
畏敬の念や恩があります。
しかし冷淡に模るだけの、
自己中心的でうぬ惚れた、
亜流の言葉や考えだけは、
一度たりとも理解出来なかった。
二度と口を利かないで。
宵の明星うつけた空を見上げて、
侘び戯れに淡い声で歌ったよ。
独りは嫌だから。
いつも救いの手を差し伸べてくれるのは、
そこに居る貴方だった。
♪
此の世は疾うに狂ってる、
誰にも止められずに。
鳥居を界に分かつ。
畢竟、過つは人の常である。
睡郷が雨に祟られて、
自ら滅びました。
論われたら消えたくもなるでしょう。
記憶さえも消したくなるものでしょう。
そうさせたのはだあれ?
恨みつらみ惡尉が眴せをして、
鬱ぎ縊れるでしょう。
屹度、誰だってそうなります。
靈びな光の方に耳を澄ませば、
灼たかな声で禊が聞こえた。
魄が叫んでいた。
噤み瞑り訛言が谺しますが、
矜持は捩じれるでしょう。
致命的な問題だった。
復元が不可能な程です。
♪
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