歌詞

昔々あるところに

迷える子羊がおりました

その子羊は というか私は

「どうやったら嫌いな自分を変えられるか」

その答えを聞くために

とあるお寺に

とある教会に

たどり着いたのですが…

正しい教えよ　さあ、どっち

愚かな迷子よ言葉を与えん妄りな浅慮よ疾々直せ

絶えない煩悩変身願望所詮は幻想

「変われないってことですか？」

色も形もない世界で垂涎を下げる徒爾なる為業ぞ

変われぬ姿形流れる侭に諦め悟れ

「そんな殺生な」

ちょちょちょちょっと待った

全部 綺麗ごとだ

騙されんな ソイツは邪神の徒

は？私の教えは涅槃への正道

君は捧げたのか 心の臓

君の正義

お前の正論

つったって何が正しい

能天気で

うじうじして

およびでない およびでないから

道徳的高得点 マウントの獲り合い

荒唐無稽 鵜呑みにしてしまうそのストーリーライン

私の言葉

俺の言うこと

正しい教えよ　さあ、どっち

「シスター、信じた者は救われる？」

何より大事なお前のストーリー

変わりたいのなら信じ崇めろよ

努力とそれからちょっとのoffertory

変われないだなど敗者の言い訳

誰もが成れますあるべき姿に

騙し眩まし アイツ等よりはマシ

羊のフリして引っ込んでおこう

たいそう尤もらしい曰く付けて慢心

浅はかなりや人間(ヒト)の業

繰り返した

争いと拒絶

つまりそれが

人間なら

未来はあるか？

答えを聞かせて

さあ、どっち？

君も正義、お前も正論

つったって何が正しい？

「変われない」も

「変わるしかない」も

わからない、わからないんだよ

ただ其処に在る ヒトとしての等身大

知るために語る 「同一」など相違ない

君の言葉、お前の言葉

もう少し聞かせて、さあ、もっと

正しい教えは… まあいっか