手をつなごうのジャケット写真

歌詞

黄色い宝石売り

深見順也

昔々父さんが 運動会の前の日に

とっておきのご褒美をくれました

大きな房からもぎとった ツルツルで心地良い手触り

甘くて黄色くて優しくて それは食べられる宝石

剥いた指に染み付いた匂い 今も忘れられない思い出

とても不器用な父さんは 身長が人より少し小さい

だけどゴツゴツの掌と 背中は誰より大きかった

朝早くシャッターを開けて 威勢の良い声が跳ね回る

甘くて黄色くて優しくて それは食べられる宝石

沢山並んだ人達の笑顔 宝の山でほとばしった汗

足の遅い私は結局 一番にはなれなかったけど

あれからずっと父さんを 追いかけている

今では当たり前のように どこへ行っても売っている

だけど私は忘れられない 父さんのくれた一本が

甘くて黄色くて優しくて それは食べられる宝石

剥いた指に染み付いた匂い 今も忘れられない思い出

今も昔も変わらないもの

  • 作詞

    深見順也

  • 作曲

    深見順也

手をつなごうのジャケット写真

深見順也 の“黄色い宝石売り”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

  • 深見順也

    北海道を拠点に日本各地で活動するシンガーソングライター。 2006年日本大衆音楽祭オリジナル部門で北海道大会優勝。 全国大会にて作詞作曲部門準優勝・キングレコード賞・島強之賞を受賞する。 『自分にしか伝えられない言葉がある』 という志しを胸に日本全国で精力的に活動している。 発表音源 2013年 1stアルバム『I am singer songwriter』 2016年 LiveCD『大和侍2015』 2019年 2ndアルバム『手をつなごう』 2022年 1st Single 『赤い野球帽』/LiveCD『僕から贈る七重奏』 2023年 2nd Single 『丘舟』 2023年 3rd Single 『大和侍2023』

    アーティストページへ


    深見順也の他のリリース
"