Lyric

どうしたんだいそんな顔してさ

何か嫌なことがあったかい

外は相変わらずの天気だし

誰も傘を差しちゃいない

七転八倒転んだままで 動けずにいるのなら

すりむいたその傷口を泥水で洗おう

止まない雨などないさ ぬかるんだこの道にも

やがて乾いた風が走り

僕らのシャツをさらっていく

いつかそんな空に会いたいと胸を焦がし

その背中を追いかけた少年は夢を見た

今はまだ何も見えないけど

身体が乾く程の確かな夢を見た

水溜りに映りこんでいる色を忘れた世界

僅かな波紋の中で頼りなく揺れている

埃まみれの小さな決意 押しつぶされた夢

いつまでも止まない雨 ずぶ濡れたままの僕

七色の未来 繋いでくアーチ

射し込んだ光 紡がれた祈り まだ見ぬ夢

いつかあんな色になりたいと憧れた

その背中を追いかけた少年は歩きだす

今もまだ何も見えないけど

大きな空を駆ける 自分に逢えるはずさ

確かな空に架ける 灰色の虹