Lyric

何故こんなに

愛しい 苦しい 恋しい 歯痒い

心を携えて

季節は往く

思わぬ出会いや 悲しいさよならも

全て飲み込んで

痛みに耐えきれなくて

あの日溢れた

その涙があるから色彩は

鮮やかに 輝やいて

花のように 鳥のように

風と共に踊る命

儚くとも散りゆくまで

そっとあなたに寄り添えたら

微かに揺れる月 映す水面

ただ ありのまま綴る

物語

何故あんなに

真っ直ぐいれたか

思い出せない程に

流れても まだ

酸いも甘いも

噛み分けたけれど

迷いは尽きない

未だ道の途中

夢のように 幻のように

砂のごとく消えた日々よ

切なくとも 胸の奥で

ずっと私の一部で在れ

枯れても朽ちても

また咲き誇る様を

羽広げて青へ飛び込む

勇んだ姿に

優しい朝も

吹き荒ぶ夜でさえも

見えなくても

いつもそこに佇んでいる

花のように 鳥のように

風と共に踊る命

儚くとも散りゆくまでは

ずっとあなたに寄り添えたら

静かな月明かり

ただ ありのまま綴る

物語