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歌詞

井の頭poetry

小川剛と武蔵野ワルツ

陽が沈む少し前

京王井の頭線吉祥寺行き

車内を染めるオレンジ色の

一本の真っ直ぐな光のスジ

まわりに誰も居ないから

窓を開けてみた

まわりに誰も居ないから

風が回転して落ちた

足元に転がっている

センチメンタルといつもの無力感

記憶の中に逃げ込もうとする

嘘みたいに真っ白で綺麗な時間

窓がテレビモニターのように

早送りで景色を再生する

ひとつひとつの生活の灯りが

余計に僕を現実から遠ざける

耳にイヤホン

車内アナウンスと

Bill EvansのWaltz for Debby

ブラシがこする

ドラムスの音

少しずつ遅くなる

車輪が立てる音

今日も君を悲しいくらい

愛してる

  • 作詞

    小川剛と武蔵野ワルツ

  • 作曲

    小川剛と武蔵野ワルツ

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小川剛と武蔵野ワルツの2ndアルバム

アーティスト情報

Goodbye Donuts Records

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