歌詞

霞む社の 満つる箱庭

光に濡れた 血潮篝り

泥む紫苑の 雫穿つ

天照らし小波めく翠の祷り

地を讃う

天の凪 日を満たして

緑よ舞え

山滴る御神楽 咲く東雲 淡く 淡く

明かりゆく紫の果て 深淵の声

雲居に鳴り響く 《碧空の》

雲母の鈴 凛と　《高らかに》

白い巫女の願う

まほろばの陸へ

祓え 清め 天つ神知ろ示せ

霞まとう手の 命以ち 禊奉れ

祓え 清め 高き白金のまにまに

光降る 藍の美空を衝く

翠の祷り

天伝える 日の出 花紅 麗しく

碧みゆく夏草の 染める葦引きの峰

楽土にこだまする　《祝福の》

翡翠の鐘高く　《たおやかに》

薫る風彩り

地を抱く 讃え

空へ 土神へ 永久の玉響へ

千歳の緑染まる 樹々の芽に 光与え給え

祓え清め高き白金のまにまに

光降る 藍の美空を衝く

翠の祷り