歌詞

木の花というのは

どうやら散るから美しいらしい

誰しも一度は

散らぬようにと手を合わすのに

私だけ、とこしえに春が咲くのだと

気付いてしまった時に

貴方に会おうと思ったんだ

四六時中、盲目に逆上せてしまう様な

そんな貴方こそ、貴方らしい

好きなら、好きと吠えなきゃ

愛せるものも愛せないのは

千年先も同じでしょう

無駄じゃない？

って言われようとも

貴方の好きを愛して欲しいんだ

憂う朝も、惑う夜も

ずっとそばにいるから

< 演奏 >

もしも走馬灯に

次回作があるんだとしたら

何億字でも足りない

今日という日が序章の小説

「恋の季節が恋しい」

みたいな私だから

素直に好きと言えずに

いつも回り道ばかりだ

真剣な顔して

尤もらしいこと言っても

自分の心一つ動かせない

好きなら、好きと吠えなきゃ

愛せるものも愛せないのは

前世からの摂理でしょう

探して見つかるほどの

容易い気持ちは探さないでいい

欲しいと願う感情ほど

はじめからあるんだ

< 演奏 >

好きのせいで、嫌いが増えたり

自分を見失ってしまうことが

この先もあるのでしょう

それでも

好きを貫いて

我武者羅になれる貴方は

かっこいいんだと、背中を押す

そんな歌になればいい

貴方は私の星だ

光年単位で繋がっている

貴方は私の星だ

夜を越すための光

誰しも誰かの星だ

幸せを運ぶ重力

だからこそ、会いにきたんだよ