Lyric

快楽求めて 黒い日傘差してるのを

横目で見た僕 なんか少し笑えた

闇にも類はあるだろうし

近頃はアクセサリー化

本当の痛み知らないクセして

演技は上手いんだね

不必要な物は ドブ川へと投げ捨てた

その後覗いた水面はなんか澄んでいた

歩道橋の真ん中辺りで

聞き覚えのある声がした

振り返るもそこには何もなく

またタダのマボロシ

糸で縫い合わせた布なんか

簡単に破けてしまうから

暖められる許容範囲

大事にしなくちゃ

枯葉が溜まる滑り台

小刻みに揺れるシーソー

青い空には白い月 まるで抜け殻

作られている光の方が

近頃では心地がよくて

本物みたいしがない僕らの

Peace syndrome

何でもコンビニで買える今

ほとんど石油製品で

抱き合う度に傷つけあって

温感が麻痺してるよ

暴れ出しそうな心の獣

天使が優しく手懐ける

積み重ねる嘘がアレルゲン化

瞬いて誤魔化し

意図も簡単に見破れんだ

平然を装ってたって

笑い合えるためのオードブル

買いに行かなくちゃ

血で書いた文字で

誰かに届いて欲しい

壊れた心の破片は

皮膚を簡単に貫いてしまう

吐いた言葉を測りにかける

時間さえあればいいのにな