日が落ちていくのを 見ないように
カーテンを閉めた
貴方の瞳の色
沈む
微睡む夕暮れに
コーヒーとココア
菫色のマグカップ
私のだと笑った貴方を
多分 忘れられない
いつ逸(はぐ)れるかも分からない
寄る辺ない絆だから
掴む貴方の手の力強さを
いつも感じられる
白く月のように
冷たく光る
スクリーン見つめる視線は鋭い
失くしたものは互いに少なくないね
代わる代わる
毛布に包(くる)まって
私の温度を貴方に灯そう
貴方の温度で私は眠る
私は手を振る
貴方が目をやる
時計
超えてよ 私と
日付も 記憶も
離すな 離すな
私が 貴方に云う
諦めないことなど
死ぬほど学んだでしょう?
不本意だけどさ
いつ溺れるかも分からない
寄る辺ない二人だから
伸ばす二人の手が繋げられたら
何もほかにいらない
- 作詞
宵部憂
- 作曲
宵部憂
宵部憂 の“薄暮にて”を
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