平成32年へ。のジャケット写真

歌詞

平成32年へ。

シェルミィ

まだ僕はなにも叶えられてない小さな夢を蹴り続けてる

満たされない毎日が僕の首を絞めるんだ

「生きている」という事実だけで称えてくれないか

こう見えても疲れきって死んでしまいたいんだ

昼も夜も来ないこの部屋の中は10代のままで風が止まって

「嫌い」や「上手くいかない」で投げ出した「平成」が終わった。

わかりやすく来てしまう「未来」がすごく不安なんだ

ぼくの生きた「平成」に何が残ったの?

僕をいじめていたあいつに子供が出来たってさ

「この子は俺が守る」だとか言ってたな、美しいね。

初めて認めてくれた先輩が自殺して泣いた夜も

居場所だったけど潰れてしまったライブハウスも

平成に置いていかれた。心の準備がまだなんだ待ってよ。

あの日の僕がまだそこで俯いているんだ

どこに行っても変わらない大阪も東京も

好きだけど嫌いだし人間の冷たさはどこも同じだ

憂鬱と温水寂寞で浸した浴槽に顔まで浸かって溺れてみた

安定剤のゴミで溢れるこの部屋で

今日も生きる意味を探している

「死にたい」も「生きたい」も14の頃から曖昧でした

その曖昧さを理解したいのにまだわからないや

大人になれない僕はまだ満たされずに歌っています

僕の生きた「平成」は素敵な時代でした

連れてってくれないか「平成32年へ。」

  • 作詞

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アーティスト情報

  • シェルミィ

    大阪発の負け犬ビジュアル系バンド「シェルミィ」です。 「ぼくらの残酷激情」をコンセプトに全国的に活動中 積極的な無料単独見世物公演(ワンマン)や、歌詞をメインに持ってきたミュージックビデオはシーン内に留まらず様々な方面に影響を与えている。 セオリーやタブーを恐れず負け犬(ファンの愛称)を囲いながらも力強い大胆な活動 現代社会に生きる若者達の苦悩を代弁するかの様な社会風刺をしつつもどこか孤独で虚無感のある歌詞やセンスが話題で全国的に毎リリース作品が品薄状態のバンド。 「幸せ」とか「笑顔」が当たり前とされてる現代が大嫌いで仕方ない。どこか息苦しさを感じてる我々世代のど真ん中でデカい旗を上げたい。と言うヴォーカル豹の信念のもと活動中。

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