

考えないのが礼儀みたいだ
気付いたら負け そういう作法
真実と嘘が同じ棚で
値札だけが誇らしげに光る
削られた心を並べて
「共感」で包んで売り飛ばす
叫び声はノイズに混ざって
誰の傷かも分からない
見ないふり 聞かないふり
それが一番 丸く収まる
疑問符は胸に沈めて
今日も安全圏で息をする
ようこそ 出来合いの現実へ
手触りだけは一流品
疑うほど損をする
優しい檻の完成形
飾り言葉の花束で
本音まで包めた気になる
全部が滲んで溶け合う
この景色を「正解」と呼ぼう
正気でいるのはコスパが悪い
この街じゃ浮く方が罪
黙って流れに身を任せ
角が取れるまで削られる
鼓動だけがうるさくて
「まだ生きてる」と主張する
残り回数は非公開
知らない方が楽でしょう?
さあ、簡単なしつもんです
あなたは今 楽ですか?
「だんだん力が抜けていく」
薄めた言葉で目を塞ぐ
揺れる選択肢の裏表
どちらを選んでも同じ色
「これでいい」って呟けば
自分自身が静かになる
思考は省電力モード
正常終了、シャットダウン
ようこそ 量産の毎日へ
希望はオプション扱い
無いなら無いで仕方ない
余白で誤魔化す人生
称賛なんて効かなくて
偽物ほど眩しくて
直視したら壊れそう
だから適度に目を逸らす
どれだけ今日を乗り切っても
報われないのは仕様です
それでも回るこの世界
止める理由も持ってない
だから
ほどよく信じて
ほどよく騙されて
今日も無事に生き延びました
それで、十分でしょう?
- 作詞者
CatBeat
- 作曲者
CatBeat
- プロデューサー
CatBeat
- シンセサイザー
CatBeat

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出来合いの現実
CatBeat
アーティスト情報
CatBeat
「絶望を、中毒的なメロディーへと書き換える。」 CatBeat(キャットビート)は日本の音楽クリエイター。 ミュージシャンとしてのバックグラウンドがあり、 2025年10月より「作詞・作曲」という根源的な表現へ移行。 現在はTikTokを中心に、楽曲を発表し続けている。 特徴的なのは、人間の「負」の側面を肯定するような力強いメロディ。 現代を生きる人々が抱える孤独、絶望、そして渇望するような愛。 心の奥底に眠る剥き出しの叫びを、一度聴いたら離れないキャッチーな旋律へと昇華させ、 リスナーの感情をハックする没入体験を提供する。
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