

きっとバレていた
眠ったフリをして
運んで貰うのが好きだったんだ
遊び疲れてた 小さな身体に
カレーが染み込んでいた
時は流れ 少年は大人に
何もかも変わって
出来ることも増えたのに
夏になると思い出してしまう
あどけない 戻れない日々
あの日の様な空を見上げていた
流れていく雲の行方は誰も知らない
日が高くなり また影が伸びていく
明日が迎えに来る
僕の左手をぎゅっと握ってくれてた
あの右手はこんなに細かったのか
温もりを手放した僕は
あの時何を望んだ?
何が良くて 何が悪くて
何をすれば良いのかも分からなかった
だからかな ただ一生懸命だった
蓄えて また堪えて
全部分かった気になってる
忘れないで 信じたこと
今でも胸の中にあるものを
随分と 時が経った
あの人は遥か遠くへ
遊んでた 砂利道は
今では綺麗になった
もうニ度と戻れない 変わっていく
僕だけを追い越して 取り残して
あの日の様な空を見上げたのは
いつまでも 雲を眺める為じゃないんだ
日が高くなり 僕も少し歩き出す
明日を迎えに行く
時は流れ 増える別れ
少しは慣れ強くなった
忘れずに 背負っていく
それが生きるということ
現在を生きていくそれこそが
もう返せない この恩の行き先だ
ずっと覚えてる
あの場所やあの人
この料理の作り方も
ここに間違いなく
いたってことを
想い伝え続けていく
- Lyricist
Kennosuke
- Composer
Kennosuke
- Recording Engineer
Kennosuke
- Mixing Engineer
Kennosuke
- Mastering Engineer
Kennosuke
- Guitar
Kennosuke
- Bass Guitar
Kennosuke
- Drums
Kennosuke
- Vocals
Kennosuke

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Haguregumo
Kennosuke