歌詞

夜、明ければ散る

あの真摯な願いは

恋しい明かりの下

とても美しいと

あなたの天才がさえずる

ビルの隙間のコーナー

最後のプラネタリウム

天使たちが降りそそげば

アスファルトを砕く私の

リアリティのイマジン

空っぽの言葉で

届いた手紙の文字が滲む

新しい人が纏った地下室の香水

ストーリーは　終わった

ストーリーは　なかった

ストーリーを　描いた

明日が　白み始めたら

ストーリーは　終わった

ストーリーは　なかった

ストーリーを　描いた

今日が　終わるだけ

過ぎ去る季節　遠近法の日

衣は変わり　雨が降る

傘の骨　砕ける　揺れる皮膚

濡れる靴を　叩きつけて

光のしぶきをまたいだ

シューゲイザー

死んだ花の居場所は胸にしかない

いつか枯れるプラスチックの木も

食べてしまえる　こうして

震える　私の魚の喉

滅びを吐いて　油と火を吹いた

そんな嘘で誤魔化して

冷たい背筋を伸ばす

言葉を吐いて　言葉を吐いて

くだらない私の言葉の跡地

こぼれて流れる　さよならを

遠い波の　破裂に合わせて

囁いていては　届かない

過ちとあなたと私の賛美歌は

叫びによって契られ　ここにある

私の悲しみは　あなたによって

私の悲しみが　あなたによって

言葉は　真実でなくとも

言葉が　真実でなくとも

言葉が　真実でなくとも

何も響かない

集めて組んだ

映画に流れる

サウンドトラック

あなたと聴いて　独りだった