Lyric

寒空の下　ふと見上げると

舞い落ちてきた　雪の結晶

地面の上　積もり積もってゆく

やらなきゃいけないことが　増えてくように感じた

掌に落ちた雪を

ぎゅっと握りしめると

切ない気持ちが　湧き上がってきて

涙とともに　すぐ消えてゆく

雲の切れ間から　光が射して

この街を　暖かく包んでく

融け始めた雪と　胸の奥の迷い

少し気分が　軽くなった気がしたんだ

そろそろ　桜が咲く頃なのに

未だ　寒い日が続いてるんだ

ポケットから　手袋を取り出しても

指先悴み　心と共に震えている

嫌なこと　苦しいこと

忘れようとしても

ふと思い出して　頭を駆け巡る

かき消すために　どうしたらいい？

無理に忘れることは　しなくていい

良いことが起きるのを　ゆっくり待とう

苦い思い出は　やがてスパイスとなって

良い思い出をさらに　引き立ててくれる

この世の中　悪いことばかりじゃない

大事なのは　自分がどうあるべきか

ただ闇雲に　考えることじゃなくて

ありのまま　自分らしく生きていくことだ

暖かな春の風が　きっと僕を

良い方向へと　運んでくれるだろう