あなたを連れて、朝へ ― Into the Morning With You ―のジャケット写真

歌詞

星空郵便局

夢咲姫愛

午前零時の坂道に

ひとつだけ灯る窓

眠れない夜を歩いて

古い扉を押した

「どちらまで届けますか」

窓口の人が微笑んだ

地図にはない場所だけど

名前なら覚えてる

書けずにいた「ありがとう」が

白い便箋をにじませた

月の切手をそっと貼れば

止まってた時計が動き出す

星空郵便局

この手紙を あの人へ

さよならさえ言えなかった

あの日を越えて

夜汽車の窓に揺れる光

迷わず空へ昇ってゆく

会いたい気持ちごと

どうか届けて

「返事は約束できません」

その声はやさしかった

「それでも想いは消えません

星になって道を照らします」

あなたのいない毎日に

慣れることが怖かった

それでも今日まで生きたこと

初めて手紙に書けた

封を閉じた指先から

ほどけてゆく痛みがあった

星空郵便局

この涙も預けます

思い出だけ抱きしめて

立ち止まっていた

夜汽車のベルが響くたび

ひとつの星が遠ざかる

言えなかった言葉まで

きっと届くよ

遠くで汽笛が響いて

空の色がほどけてく

頬をなでた朝の風が

あなたの声に似ていた

星空郵便局

私はもう歩いてゆく

あなたにもらった優しさを

誰かに渡すため

返事の代わりに瞬く星

見上げればひとりじゃない

会えないその先でも

想いは消えない

夜が明けるころ

郵便局は消えて

胸の奥にひとつ

灯りだけが残った

  • 作詞者

    夢咲姫愛

  • 作曲者

    夢咲姫愛

  • プロデューサー

    夢咲姫愛

  • ボーカル

    夢咲姫愛

あなたを連れて、朝へ ― Into the Morning With You ―のジャケット写真

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『あなたを連れて、朝へ
― Into the Morning With You ―』

「月明かりの写真館」
「星空郵便局」
「夜汽車の終着駅」
「夜明けのホーム」
「朝に届いた手紙」

5つの歌が、ひとつの物語としてつながるコンセプトアルバム。

月明かりの写真館でよみがえった、もう会えない大切な人との記憶。その胸に残る言葉は、星空郵便局から一通の手紙となって旅立ちます。

想いを乗せた夜汽車は、長い夜を越えて終着駅へ。別れを受け止めながら夜明けのホームに立ったとき、朝の光とともに届いたのは、封筒も文字もない「あなた」からの返事でした。

忘れるためではなく、想い出とともに生きていくために。
あなたを心の中に連れたまま、私は新しい朝へ向かう。

深い夜から夜明けへ。
悲しみから希望へ。

夢咲姫愛が5曲を通して描く、愛と記憶、別れ、そして再生の物語です。

アーティスト情報

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