

放課後の風が 髪をゆらして
チャイムの音が 胸をしめつける
同じ教室 すぐそこにいるのに
あなたの視線は いつも彼女へ
ノートに書いた気持ちは
誰にも知られず 消えていく
あと少しだけ 近づけたなら
わたしの声に 気づいてくれる?
夕焼けが染めた グラウンドで
あなたと彼女が 笑っている
立ち止まるわたしだけが
オレンジに 溶けてゆく
スニーカーの音が 遠ざかるたび
あきらめる理由 さがしているのに
気づけばまた あなたを追って
夕陽の影を 見送っている
届かないって わかっているけど
あなただけが こころふるわす
夕焼けが染めた 教室で
あなたと彼女が 寄り添っている
わたしだけが 色を失っていく
答えのない空を 見上げている
叶わなくても 嫌いになれなくて
わたしだけが 明日に残っている
夕焼けの中 名前呼びたくて
声にならないまま 立ち尽くしている
彼女じゃない わたしの存在
気づかなくていい、ただここにいる
君の背中 今日も見送っている
この気持ちだけ 夕焼けに隠している
- 作詞者
mia
- 作曲者
mia
- プロデューサー
mia
- その他の楽器
mia

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君と彼女と、放課後
mia
好きな人の隣には、いつも“彼女”がいる。
すぐそばにいるのに届かない、放課後の片想いを描いたチルポップ・バラード。
夕焼けに染まる校舎、帰り道、教室の片隅――
誰にも気づかれない“わたし”の気持ちが、淡く、静かに揺れていく。
ファンクギターやブラスの音色が切なさを彩り、感情を抑えながらも確かに響くボーカルが、
伝えられなかった言葉たちをそっと歌い上げる。
心が少しだけ揺れる、そんな放課後の一曲。
アーティスト情報
mia
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