Lyric

何も出来ない手と手を繋いで

安心してるフリをする

言葉を一つ紡ぐ度に

身体から力が抜けていく

間に合わなかった事を認めようか

誰もが呪いの言葉に縛られているから

助けてと言えない奴から先に死んでいく

ただ前にと歩いてた 穴の空いた靴底は

未来をずっと落として

それに気づいたことさえ薄れていくよ

足跡はいずれ消えるのだろう

僕が何をしてきたのか

記すものは何も残らない

それを受け入れなければ

追いかけてくる者も無いのに逃げ続けて

僕はもう十分楽しくやってきってしまって

何にも残せない程に使い果たしている

僕がここで消えなければ成立しない物語の

ヒロインになってくれよ

気づくのが遅すぎたことを認められないまま

大丈夫とほざいた奴から先に死んでいく

ずっと溢れ続けていた僕らの黒い血液は

全ての花を枯らすのだろう

知らないよ

全部終わった後のことなど

このまま死んでいく