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CHAPTER1
20XX年
lil beamzは自室で変わらない暮らしを嘆いてた。
愛飲しているユウヒ スーパードライの空き缶が部屋の片隅で山のようになっている頃、玄関のベルが鳴る。
差出人に「KNOTT」とだけ書かれた箱を受け取る。
思い当たる節もない荷物をめんどくさそうに開けると、
そこには、一枚のDISCとヘッドセットが入っていた。
「なんだよこれ。新手の嫌がらせか?」
怪しげに思いながらも箱の中からそれぞれ取り出していると、
底から一通のメモ書きのようなものが見つかる。
「変えたいかい?未来」
メモは続く。
「そのDISCをSOMYのPS8に入れて、ヘッドセットを装着するんだ」
普段自分が見ているアニメのような展開に「そんなわけ...」
と思いつつも、胸が高鳴っていることに気が付くlil beamz。
部屋のカーテンと鍵を全て閉める。
「俺は期待しているのか?」
不安と希望に伸びる指先。
青白いランプが暗闇に光る。DISCが回る音が部屋に響いた。
「 L E T ' S G O! L I L B E A M Z 光 リ ト 成 レ ! 」