Lyric

ふらついた足取りで向かうのは高架線

冴えない毎日送っても　回り続ける環状線

見向きもされない花が咲き渡って

黒い迷い猫は言いました

ぶつかり合って、いがみ合って、分かち合った日々にも

必ず終わりは来るのでしょう

それでも僕は凪がれに抗うように

思わずに走り出した

フライハイ　どこまでも飛べるみたいだぜ

駆け出すように飛び出した僕は

深い深い陰へと躯沈めて

天国の道を踏み外した

あなたがくれた温もり抱きながら

手を振ってさよなら

貫いた黒鉄に掛けられた封鎖線

地続きの毎日で願ってる　あなたと過ごす世界線

揺らめいていた花は既に枯れちまって

白い迷い猫が言いました

励まし合って、すれ違って、誓い合った日々にも

もう元には戻れないでしょう

それでも僕は運命に逆らうように

もう一度歩き出した

フライハイ　いつまでも飛べるみたいだぜ

背中に生えた翼で僕は

暗い暗い闇へと躯委ねて

リンネの鎖を引き千切った

あなたが残した呪い解きながら

手を挙げてさよなら

フライハイ　どこまでも飛べるみたいだぜ

勢い任せに足掻く僕は

深い深い陰へと躯沈めて

天国への道を踏み外した

あなたの元へ今すぐ駆けていくよ

手を振ってさよなら