

見慣れた無感のホームに
満たされた車両がアイロニー
気を遣う毎日に
引き攣って良い
まずは愛想笑いの唄
引き攣った心は遠くに
蓋された我慢が態度に
頬を伝う誠意
言葉で伝えなきゃ
貴方にありがとうの唄
歌ってのはさ
いつも誰かの言葉
貴方のじゃないけど
より沿ってるなら
貴方の言葉として
派手に歌っていいんだぜ
嫌になっちゃうよもう
上手くいかない
俺の(私の)人生
こんなんでお終いか
(ヘイヘイヘイ)
嫌になっちゃうよもう
上手くいかない
俺の(私の)人生
こんなんで終わってたまるかってんだ
まだ終わっちゃいない
し慣れた多年の労苦に
残された時間は退路に
重ねてきた毎日に
どうか着飾らないで
お疲れ様の唄
着飾った自分が脳裏に
取り憑かれたままの最期に
頬を伝う後悔に
今歌うべきは
「頑張ったんだ」って唄
歌ってのはさ
いつも大音量で届かせるもんだけど
聞かれたくないなら
貴方の言葉として
小さく呟いていいんだぜ
「頑張ったんだよ」
上手く言えない
俺の(私の)人生
こんなんじゃ報われないぜ
(ヘイヘイヘイ)
「頑張ったんだよ」
言えるはずない
俺の(私の)人生
後悔で終わってたまるかってんだ
「頑張った」って言えないな
隠さないと格好悪いのは
見せつけてるみたいだから?
「頑張った」くらい許せる世界が良い
最後まで演じなきゃ
最後まで澄ましていなきゃな
許せてないお前も
演じきる側に回るんだぜ
後悔背負って終わるんだぜ
自分を許すため
他人を許してみないか
(ヘイヘイヘイ)
「頑張ったんだよ」
って教えてくれ
しんどい貴方の人生
見つけたよ歌わせて
(ヘイヘイヘイ)
頑張ったんだろ
無駄なはずない
卑下する貴方の人生
愛想笑いで終わらせてたまるもんか
まだ終わっちゃいない
見慣れた有感のホームに
満たされた心のハーモニー
許し合う毎日に
惹き合ってほら
本当の初笑いの唄
- 作詞者
uki
- 作曲者
uki
- プロデューサー
uki
- レコーディングエンジニア
uki
- ミキシングエンジニア
川切
- マスタリングエンジニア
uki
- アシスタントエンジニア
uki
- ギター
uki
- ボーカル
uki

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愛想笑いの唄
Nothy BUGG
“頑張ったって、言えない人へ。”
無理して笑ってきた人に向けた、肯定と救済の歌。
心にもない笑顔を繰り返しながら、それでも歩いてきた人生を「報われていい」と伝えるような一曲。
愛想笑いの奥に、本当の笑顔が宿る日まで。
Nothy BUGGによる、切実であたたかい応援歌。
アーティスト情報
Nothy BUGG
Nothy BUGGは、本来「Naughty bug」という名前が由来。「間違えたっていい」という意味を込め「Nothy BUGG」と表記をアレンジした。 「Naughty」 は「おてんば」「悪戯好きな」というポップで少し反抗的なニュアンスを含む言葉。音楽を通して自由で型破りな表現をしたいという思いを込めた。 「bug」 は「虫」という意味を持ち、虫の多様性にちなんで「様々なジャンルの音楽を作る」というバンドのスタンスを象徴。 「bug」 には「コンピューターのバグ」の意味もあり、「奇跡は起こりうる」という希望と、それが必ずしも良いものとは限らないという示唆も込められている。 Nothy BUGGの原点は高校時代。ukiと同級生たちで結成したバンドが始まりだった。卒業後、それぞれの進路が分かれ、一度は活動を休止するも、音楽への情熱は消えなかった。 社会人として働く中でも、ukiの心には常に音楽があった。自分にとって音楽とは何か――その問いに向き合い、ついに決意。2025年春、Nothy BUGGとして再始動。ベーシスト・川切とともに、新たな音楽の旅を歩み始めた。 RADWIMPSの「いいんですか」に衝撃を受け、音楽にのめり込む。BUMP OF CHICKEN、UVERworld、SUPER BEAVERといった日本のロックシーンから影響を受けつつ、ジャンルの枠にとらわれないスタイルを追求。 POPS、カントリー、エスニック、EDM、ジャズ、レゲエ、アニソン、ボカロ――多様な音楽を吸収し、NothyBUGGならではの独自のサウンドを確立している。 感情を揺さぶる歌詞、心に響くメロディ、エネルギッシュなバンドサウンド。Nothy BUGGの音楽は、聴く人の心に真っ直ぐ届く。
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