歌詞

耳を塞ぎ聞く心臓の心拍音

生きてるという実感飲み込み

くすんだ歌詞が君の耳伝う

感情の胎動

モノクロに慣れて

白黒の判断が上手くできないこの現代で

何か表現したとこで正解か不正解

そんな物を決めるため産まれたわけじゃない

雨に打たれ濡れる事に慣れてしまって

僕らは傘の持ち方すら知らぬまま大人になって行くのか？

濡れた細い腕から溢れた微熱でうなされた不安が種だと気づくまで

水たまりにさえ溺れそうな弱さを誇っていいと思うんだ

霞み 絶えゆく 替えが効かない今が

背中にへばりつく この感触を忘れないように

弄れた背筋を正すことよりも

それを認めた方が真っ直ぐに伸びていくように

埋められない差に不貞腐れ冷たい目を向け

崩れた肌むき出した時に強く有れよ

傷を舐め合う為にやる

音楽じゃ誰も救えないんだ

それに気付いた奴と俺は歌いたい

噎せ返る 夢の中 触れた過ちで今

を捨てないように

崩れない様に 飢え無いように

瞑った瞳二度と振り返ぬ様に

跳躍する 日 々

何を指し示す現時点で

背比べ明日を求めるなら

脳処理するデータを

かき消すくらいの

つまらない悲観をただ撒き散らすの？

雨上がりの街傘に突き刺さった言の針

裸足泥が染みた自分を認めそのままに

噎せ返る 夢の中 触れた過ちで今

を捨てないように

崩れない様に 飢え無いように

瞑った瞳二度と振り返ぬ様に

跳躍する 日 々

何を指し示す現時点で

背比べ明日を求めるなら