Lyric

見たこともないって　指差した星座

君が笑う　君が笑う

なんでもないよって　嘘ついた背中

僕は見てる　ひとりきり

旅の支度　片道券

待ち合わせは南十字

真っ白な部屋　抜け出して

ほら目指すは次の駅へ

最後の季節を駆け抜けたら

その手を掴んで星を目指す

似合わないポーズで照れ隠ししてるのは

こんなに色づいたから

生きている意味って　一体なんだろうね

君がこぼす　君がこぼす

どうにかなるよって　ありふれた言葉

僕は言える　はずもない

旅の終わり　夜明けの空

駅のホームやけに無口

伝えきれない　さよならは

全部置き去り車窓の外

最初に出会った日を辿れば

陽だまりの中で木霊してる

ぎこちない言葉が乱反射してるのは

こんなに懐かしいから

さめざめ記憶の雨に打たれ

いっそびしょ濡れになって

雲の合間を目がけて

その先に手を伸ばす

最後の季節を追い越したら

この手を離した星が光る

届かない涙が零れ落ちているのは

こんなに愛おしいから