Lyric

鈍色の空 いつも通り帰宅する道

バイト先とハイスクール往復する毎日

小さくても着実 に感じている成長

鳴る警報

知らない番号 表示してるiPhone

憧れの先輩に買ってくれって言われたCD

値段5000円 学生にはちょっときちぃ

だけど力になれるならって思い払うmoney

1.2年経てばもうそれも当たり前

イベント帰り食らう呼び出し

俺が街でヤバい人の靴踏んだらしい

顔は知らない

要求される3万 押し殺した反感

開く財布のジッパーが重みを増す段々

半端に手を出したDope気付けば乗る泥舟

見た目だけ綺麗 でも中を見れば穴だらけ

今の俺を見て目玉飛び出るほど驚くぜ

手紙送る過去の俺向かって

誰かの為に それすらバネに

過去の悲しみすら刻む胸に

長い道のり 険しい旅路

その度投げうちたくなる命

今はまだRainy Rainy Day

でもいつかまた晴れるまで

傘が必要な人に

幸せになりますように

追い詰められた人間は時に想像もつかない事をしでかす

俺がいい例 罪の無い人たちを脅かす

結果的に手に入れたのは数ヶ月の安寧

失ったのは1年間の自由

そしてそれ以上の

家族仲間友達

みんなからの信頼

当たり前の喜び

残ったのは苦しみ

檻の中で増やしたのは思考力とキャパシティ

外に出る鳥 自分の生きる理由を探しに

良い意味でも悪い意味でも俺を変えたHIPHOPからは

結局離れる事なんて出来なかった

ヒカルには才能がある

そう言ってくれた両親の為にも今すぐにやらなきゃな

長い時間と高い授業料を払って闇から抜け出したそこは

まだ現実だと知って絶望した

すぐに俺は逃げた

だけど仲間は戦ってた

だから俺も今立ち上がるんだ

誰かの為に それすらバネに

過去の悲しみすら刻む胸に

長い道のり 険しい旅路

その度投げうちたくなる命

今はまだRainy Rainy Day

でもいつかまた晴れるまで

傘が必要な人に

幸せになりますように

最近耳に入る 川崎で尊い命がいくつも失われたらしい

そのうちの一人

俺と境遇が同じ

分かる悲しみ

彼は飛び降り

1歩間違えれば俺もおんなじ

死と隣合わせで歩いた毎日

忘れない

13階からの景色

当時は無くて良かった勇気

情けない

そう思いながらも心ほっとし

迎える今年

呼吸してれば過ぎる毎日

金は時に人を狂わせる

それは使い道を間違え自分のエゴに利用するから

他人の人生を否定してまで欲しがろうと思わない

まともな精神が有れば金で人を殺さない

あの言葉がなけりゃこんな歌詞は書けなかったろう

俺に出会ってくれた人全員にありがとう

周りみんな幸せならそれ以上は無いだろ

仲間家族ヘイターにも愛を

誰かの為に それすらバネに

過去の悲しみすら刻む胸に

長い道のり 険しい旅路

その度投げうちたくなる命

今はまだRainy Rainy Day

でもいつかまた晴れるまで

傘が必要な人に

幸せになりますように