Lyric

機関車、タイヤ、グローブ

防波堤にめがけて俺の髪を振り返す

言葉は一回　転ばないように

帰す白波が二回　泡立つように

自ら泣き声交わすまではここにいて

お前と俺の距離はまるで別だけど

その髪が濡れたときだけ目を閉じて

勝手にさするお前の肩その唄

返事はなく少し揺れた暮らし

重たいヨット漕ぐ俺は汽笛のつもり

どっちつかずなだけ昇った熱く

その最中痛みを迫るお前がやさしい

まるで傷がなかった新品の俺

捲る何度目かの思い出に蓋をせず

轢かれた虫の知らせを聞く

コンクリの足場に片足かけて

少し高くなった背で見下ろす

溺れる豪雨に晒された俺のチェ

探してるんだ改善策を

でも痛いほどに距離は遠のく

紛れた街灯に当たり散らしてく格好じゃ自分確かめられない

詩の出ない血飛沫に色はなく

手に持つロープの先端を染めてく

腐食する俺もいつか叩きつける

冷たい切っ尖を持つ手を握り返して

お前が派手に鳴らす爆音が遠のいて

濃い紫の朝にまた聞かせて　昨日の晩飯のこと

また遊ぼう

No Flex Zone　骨折り損

道草してる小道の影

偽物の顔ををみせろ

どさくさにまぎれ己を消したくねぇ

片手に酒　川で飲んで

あとは風呂入ってねむるだけ　でっかい夢

通知はオフ　ひとりごとじゃねぇよ

さえぎるビルその味をしれよ

足元に目立たない雑草よ

モスキート音すべるシケモクよ

ポッケに入れた軽いyen

天を見てみろよ明るい円

あの時の俺はわかってないね

今も俺はわかってないね

だけどどこかにあった

汚れてなくなった

I just made it. まだ

また濡れたけど乾いた

2人の歌でくらした

歌詞が影　サビ剥がした

羨ましくて恨んだ

一言だけを足した

あたりまえの命が

最終電車もないや

後味悪いのが好きさ

悩み謎川に捨てた