batn qaytusのジャケット写真

歌詞

檸檬堂

GIOVANNI

情熱を使い果たしたような

顔はまだ似合う歳じゃない

汚れた姿見のせいにして

さっさと湯船で若返えろうぜ

涙もほどほどにしてさ

常に何かが足りない世界を

君がくれたこのコンパスだけを

頼りに歩くよ

友達がみんな先を行く

そう思えるのは当たり前として

明日目覚ましより

早く起きてみようか

僕らの中の上出来は

そんなもんでいい

歯磨きを済ませて

早く寝てしまおうか

スマホなんか見ないで今は

あくまで虎視眈々と

アイロンをかけたシャツだって

その日の夜にはしわくちゃで

なんも良いことがなくたって

お疲れ様 檸檬堂サンキュー

今までしてきたことなんて

良くも悪くも意味なんてないぜ

冷めた思い出をチンして

食べることはまたにしよう

いつまでこのままなのかな

帰りの電車で揺れる

つり革のランデヴー

「僕だけがダメなわけじゃない」

そう思えたなら

とりあえず良いとしようか

明日目覚ましより

早く起きてみようか

僕らの中の上出来は

そんなもんでいい

歯磨きを済ませて

早く寝てしまおうか

悪いニュースなんて見ないでさ

僕らは虎視眈々として

行こう

  • 作詞

    羽深創太

  • 作曲

    羽深創太

batn qaytusのジャケット写真

GIOVANNI の“檸檬堂”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

2010年から2018年に全国で活動したスリーピースバンド「ジョゼ」の Vocal / Guitar 羽深創太による新プロジェクト「GIOVANNI」のソロデビューアルバム。

妥協して安易にすませることに葛藤する日々を綴った『なあなあ』や、寄り添い抱きしめてくれるような穏やかで優しいナンバー『檸檬堂』の他、既にライブでも披露されている『難破船で笑う』『彷徨うアルファルド』や、ジョゼ時代に制作された『溺れる』等、計10曲の音源集となる。

アルバムタイトルである『batn qaytus (バテン・カイトス)』とはくじら座ゼータ星を意味する言葉であり、切なさを抱いて生きていく象徴的な本作ラストナンバー『鯨』から名付けられている。

アーティスト情報

  • GIOVANNI

    2010年から2018年に全国で活動したスリーピースバンド「ジョゼ」の Vocal / Guitar 羽深創太による新プロジェクト「GIOVANNI」。 少年のような透明感のある歌声に多彩なコードセンス。そして独特の視点から日常を切り取り寄り添う歌詞はソングライターとして非凡の才を感じる。 誰もが感じる喜怒哀楽をあくまでもキャッチ―に、つい口ずさみたくなるメロディにのせて聴き手に届ける。 アーティストや音楽関係者からの音楽的総合評価は早くも高く、2022年以降の新しい音楽ジャンルとなるべく新世代の旗手と言える。

    アーティストページへ


    GIOVANNIの他のリリース

es records

"