batn qaytusのジャケット写真

歌詞

彷徨うアルファルド

GIOVANNI

赤い点滅を繰り返す

高層ビルの群れ

旅客機は低空をなぞる

小さな僕らを知らないまま

青い季節を振り返る

だんだん過去になる

後悔は思い出の墓場で

幼気な僕らを苦しめた

不自由なくらいでいいと

気付かせてくれたね

自由になった僕は今

どう輝けば良い?

さよならで終わらせられたら

夜を彷徨う星にならなかったのに

海の街、泳ぐ君を

この目の水槽に閉じ込めたい

真夜中電話が鳴らないなら

朝も彷徨う星になってしまうの

海の街、潮が引いたら

この目の水槽は幻想を飼うだろう

理由は無くてもいいと

気付かせてくれたね でも、

理由を探す僕ら今

もう輝けない?

寂しそうに光るアルファルド

遠い夜空の果て

旅客機は低空をなぞる

小さな僕を知らないまま

さよならで終わらせられたら

夜を彷徨う星にならなかったのに

海の街、泳ぐ君を

この目の水槽に閉じ込めたい

真夜中電話が鳴らないなら

朝も彷徨う星になってしまうの

海の街、潮が引いても

空っぽの水槽で

貴方を想うだろう

  • 作詞

    羽深創太

  • 作曲

    羽深創太

batn qaytusのジャケット写真

GIOVANNI の“彷徨うアルファルド”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

2010年から2018年に全国で活動したスリーピースバンド「ジョゼ」の Vocal / Guitar 羽深創太による新プロジェクト「GIOVANNI」のソロデビューアルバム。

妥協して安易にすませることに葛藤する日々を綴った『なあなあ』や、寄り添い抱きしめてくれるような穏やかで優しいナンバー『檸檬堂』の他、既にライブでも披露されている『難破船で笑う』『彷徨うアルファルド』や、ジョゼ時代に制作された『溺れる』等、計10曲の音源集となる。

アルバムタイトルである『batn qaytus (バテン・カイトス)』とはくじら座ゼータ星を意味する言葉であり、切なさを抱いて生きていく象徴的な本作ラストナンバー『鯨』から名付けられている。

アーティスト情報

  • GIOVANNI

    2010年から2018年に全国で活動したスリーピースバンド「ジョゼ」の Vocal / Guitar 羽深創太による新プロジェクト「GIOVANNI」。 少年のような透明感のある歌声に多彩なコードセンス。そして独特の視点から日常を切り取り寄り添う歌詞はソングライターとして非凡の才を感じる。 誰もが感じる喜怒哀楽をあくまでもキャッチ―に、つい口ずさみたくなるメロディにのせて聴き手に届ける。 アーティストや音楽関係者からの音楽的総合評価は早くも高く、2022年以降の新しい音楽ジャンルとなるべく新世代の旗手と言える。

    アーティストページへ


    GIOVANNIの他のリリース

es records

"