batn qaytusのジャケット写真

歌詞

スーパードライ

GIOVANNI

最果てはまだ先だ ひと呼吸

柄でもないことをして

遠回りしてきたせいだ

可哀想だなと思えば 可哀想ね

嫌になったら立ち止まる

悪い癖だ

愛情はいつか優しさじゃなく

甘いだけの末期ガンに

来年もケーキを食べられるとは

限らないぜ

それでも僕はなにもかも投げ出して

生きてしまうんだろうな

僕はなにからも逃げ出して

生きてしまうんだろう

僕等はなにもかも失って

死んでしまうんだろうな

どんな最後かも知らないで

笑っていこうじゃない

もうすぐ誕生日だっけ

最果てはまだ先だ 深呼吸

嫌になったら立ち止まる

それでいいよ

何が欲しいとかをずっと

話していたい

それだけで生きてける

それだけでさ

借り物をいつか返す時には

魂が宿る粗品に

気の抜けたビールは

美味しくないから すぐ飲もうぜ

それから僕はなにもかも投げ出して

生きてしまうんだろうな

僕はなにからも逃げ出して

生きてしまうんだろう

僕等はなにもかも失って

死んでしまうんだろうな

どんな最後かも知らないで

笑っていこうじゃない

帰りに缶ビール買って

  • 作詞

    羽深創太

  • 作曲

    羽深創太

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2010年から2018年に全国で活動したスリーピースバンド「ジョゼ」の Vocal / Guitar 羽深創太による新プロジェクト「GIOVANNI」のソロデビューアルバム。

妥協して安易にすませることに葛藤する日々を綴った『なあなあ』や、寄り添い抱きしめてくれるような穏やかで優しいナンバー『檸檬堂』の他、既にライブでも披露されている『難破船で笑う』『彷徨うアルファルド』や、ジョゼ時代に制作された『溺れる』等、計10曲の音源集となる。

アルバムタイトルである『batn qaytus (バテン・カイトス)』とはくじら座ゼータ星を意味する言葉であり、切なさを抱いて生きていく象徴的な本作ラストナンバー『鯨』から名付けられている。

アーティスト情報

  • GIOVANNI

    2010年から2018年に全国で活動したスリーピースバンド「ジョゼ」の Vocal / Guitar 羽深創太による新プロジェクト「GIOVANNI」。 少年のような透明感のある歌声に多彩なコードセンス。そして独特の視点から日常を切り取り寄り添う歌詞はソングライターとして非凡の才を感じる。 誰もが感じる喜怒哀楽をあくまでもキャッチ―に、つい口ずさみたくなるメロディにのせて聴き手に届ける。 アーティストや音楽関係者からの音楽的総合評価は早くも高く、2022年以降の新しい音楽ジャンルとなるべく新世代の旗手と言える。

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