Lyric

朝の空気が立ちこめる夜

このまま独り取り残されたらどうしよう

誰もいない一番街 ぼやけた灯りは

別世界への入り口

言葉にしてしまえば

終わってしまう気がして

夜に溶けてしまえば

と思ったときには遅くて

大好きなあの子も

まるで知らない誰かに

なってしまった

なってしまった

色褪せた靄の中では視線も

交わることなどもう無いの

エンドロールの見届け人

その色とりどりの光も彩度落として

風に吹かれ もういっそ

このまま眠りに落ちてしまいたい

言葉にしてしまえば

終わってしまう気がして

夜に溶けてしまって

終わらせたくはなくて

大好きなあの子が

まるで知らない誰かに

なってしまっても

なってしまっても

色褪せた靄の中では視線も

交わらずに済むでしょう

別世界に行ってしまったら

どうしようだなんて

妄想に耽りながら

呑気に座っていたんだ

朝でもない 夜でもないこの靄の中で

ぼんやり終わってしまえばいいのに

大好きなあの子も

まるで知らない誰かに

なってしまった

なってしまった

色褪せた靄の中では視線も

交わることなどもう無いの

朝の空気が立ちこめる夜

このまま独り取り残されたらどうしよう

誰もいない一番街 ぼやけた灯りは

別世界への入り口