リリース日: 2025/12/03
※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
このEPは、世界と関わるための勇気についての物語だ。
正しい生き方なんて存在しない。
それでも人は、愛したり、傷つけたり、誤解したりしながら
自分の“立ち位置”を世界の中に刻みつけていく。
「ようこそEmo Stationへ」は、感情を拒絶しない宣言。
世界と触れる最初のドアノックだ。
「愛するって」では、愛が形ではなく体感であることを示し、
自分の外側に広がる“他者”と繋がることで、世界が輪郭を持ち始める。
しかし接触には代償がある。
「焔の時と灰の時」は、愛が燃え上がる瞬間も、
燃え尽きた後の静けさも同じ世界の一部だと語る。
触れたからこそ痛む。その痛みこそ、確かに“生きている証拠”。
そして「スターダスト」は、世界は綺麗でも優しくもないのに、
それでも誰かとの時間は奇跡であり、
不完全なまま光を放てると教えてくれる。
このEPは、世界を信じるための作品ではない。
それでも“触れてしまう”僕らの衝動を肯定するための作品だ。
自分の感情に触れ、他者に触れ、
そして世界に触れる方法は、
いつだって――痛みと優しさの境界線にある。
Emo Stationは、横浜を拠点に活動するアーティスト/プロデューサー。 Hyperpop、Emo rap、Glitchcore、Ambient、Electronicなどを横断しながら、作詞・作曲・ビートメイク・録音・ミックス・マスタリングまでを自身で手がけるDIYスタイルで制作を行っている。 作品の出発点にあるのは、日常の中で実際に観測した感覚や出来事。記憶、距離感、孤独、信頼、身体、生と死、そして言葉になりきらない感情まで、ひとつの答えに回収するのではなく、その時に見えた形のまま音楽へ残している。 「揺らぎ」はその表現を構成する重要な要素のひとつ。白か黒かを決めるのではなく、その間に存在するものや、時間とともに変化していく感覚そのものを扱う。 2021年の統合失調症発症、その後の入院生活などを経験しながら活動を継続。そうした経験も作品の背景には存在するが、それだけを自身の物語の中心には置かず、何気ない日常やくだらない出来事も同じ温度で作品にしている。 音楽活動に加え、AIを用いた音楽プロジェクト「Misery」、ファッションブランド「forM」、自主制作ゲームなど、媒体を限定せず表現を展開。 Emo Stationにとって作品は、答えを提示するためのものではなく、その時そこにあったものを記録するためのもの。 変化しながらも、自分の感覚に対して誠実であることを軸に制作を続けている。