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このEPは、世界と関わるための勇気についての物語だ。
正しい生き方なんて存在しない。
それでも人は、愛したり、傷つけたり、誤解したりしながら
自分の“立ち位置”を世界の中に刻みつけていく。
「ようこそEmo Stationへ」は、感情を拒絶しない宣言。
世界と触れる最初のドアノックだ。
「愛するって」では、愛が形ではなく体感であることを示し、
自分の外側に広がる“他者”と繋がることで、世界が輪郭を持ち始める。
しかし接触には代償がある。
「焔の時と灰の時」は、愛が燃え上がる瞬間も、
燃え尽きた後の静けさも同じ世界の一部だと語る。
触れたからこそ痛む。その痛みこそ、確かに“生きている証拠”。
そして「スターダスト」は、世界は綺麗でも優しくもないのに、
それでも誰かとの時間は奇跡であり、
不完全なまま光を放てると教えてくれる。
このEPは、世界を信じるための作品ではない。
それでも“触れてしまう”僕らの衝動を肯定するための作品だ。
自分の感情に触れ、他者に触れ、
そして世界に触れる方法は、
いつだって――痛みと優しさの境界線にある。
神奈川県横浜市を拠点に活動するハイパーポップ/オルタナティブ/エモ・ラップアーティスト、プロデューサー。 作詞・作曲・編曲から、ビートメイク、エンジニアリング(ミックス・マスタリング)に至るまでの全工程を一人で完結させる、完全DIYスタイルのクリエイター。Emo、Hyperpopを始めとする全てのジャンルの境界を解体し、独自の美学で再構築した音像を展開する。 ADHD・ASDを抱えながら2021年の統合失調症発症、精神的苦痛による重度の薬物依存、飛び降りからの閉鎖病棟での入院生活という壮絶な闇の淵を潜り抜け、完全なる生還を果たす。過去のキャリア(M boy名義等を含む)で既に160曲以上をドロップしてきた圧倒的な多作さは、新生「Emo Station」としてさらなる覚悟へと昇華。2026年5月から9月末にかけて、シングル13枚、EP3枚、アルバム5枚の計66曲を毎週水曜日にドロップする、前人未到の21週連続リリースプロジェクトを敢行中。 表現の核にあるのは、生と死、白と黒、肉声とデジタルノイズの二項対立の間に漂うグレーゾーン=「揺らぎ」。この一貫した思想のもと、匿名AI音楽プロジェクト「Misery」や、ファッションブランド「forM」の運営など、多角的な表現を立体的に展開している。 地獄のような夜の果てに見つけた、ありふれた日常の愛おしさと、濁りのない救いの祈り。底辺から音楽とテクノロジーを武器に這い上がるその生き様そのものが、新しい時代のドキュメンタリーである。