歌詞

人がどんどん死んでいく　求人雑誌に

棺桶を作るバイトを　募集していたよ

火葬場はパンク状態　予約が取れない

値上げして断っても　３ヵ月待ちさ

ドライアイスも

保管室も

全部足りない　保育士が出稼ぎに来てるのに

生まれて来る人と死ぬ人の入国ビザは何故

携帯のメモリーの様に　制限はないのだろう

墓地も墓も墓石も　順番待ちです

いつか国の半分が　埋め尽くされます

そしてやがて化石になり研究されます

昔は人が死んだら　わざわざ燃やしてた

業務用ロボも

スマートフォンも

そんなもの作ってる場合じゃない

人類が滅びるぞ

白亜紀にあの恐竜が絶滅したように

歴史は繰り返される　同じ過ちごと

棺桶を作るバイトに働きに出てみたら

自分の名前を彫ってた

歳も住所も同じだ

さて何故だろう

その棺は姥捨て山行き

成人式や結婚式には止まりません

火葬場は24時間営業しています

深夜割りや早朝割も受け付けています

そして今生まれて子供が成人する頃

死体も死体を焼く人も

いなくなるだろう

死んでしまうだろう

絶滅するだろう