Lyric

君といた放課後　誰より笑ってたのに

心だけレベル上がって　ずるいよ　一人きり

並んだロビーの中　あの日の通知がまた光る

“今日も遊ぶ？” なんて　無邪気な声が刺さるんだ

好きって言葉は　どこまで届いてた？

“嫌いじゃない”って　優しさの仮面だった？

ログアウトした春に　一つだけ残ったまま

セーブもできない想い　どうしてくれるの？

知らなきゃよかったって　知った後で思うくせに

知らないままが良かったなんて　本当じゃない

何度目の告白？　数えきれなくなってた

「諦めない」が武器だと　信じてたのに

卒業式の空　背中が揺れていた

振り向かないのも　やさしさのつもりだった？

“さよなら”って聞こえないまま　君はうまく消えたね

エンドロールも流れずに　物語は終わった

ずっと届かなくていい　でも消せなくていい

笑った時間も　泣いた夜さえも

全部、君だったから

「またね」もなかった春に　何度も名前を呼んだ

自分だけが主役だった　そんな恋でも

君がいたから　生まれた気持ちがある

傷だらけのエンディングも　青春だって思いたい