Lyric

切り離されたような痛みが

今日も私を蝕んでいて

消しても消えない　貴方との違い

比べてばかり　視界はぼやけてた

外は眩しいから嫌いなんだ

おひさまも眠りについて 静まり返った深夜は

まるで私だけの世界で　呼吸もできるよ

大きく見えた雲だって今はどうでもいいんだ

「今日」は今から始めればいいや 部屋を飛び出して歩くよ

もがいても泣いても 世界は知らぬふり

時計もお月様も待ってはくれない

目的地なんて持ち合わせてないさ

誰もいない街でひとりでに呟いた

広すぎる世界はちょっと寂しくて

生きる意味も価値も全部わかりそうにはないけど

歩く長さが増えるたびに景色は変わって

また少しもう少しって　それだけでいいと思うんだ

群青色の空を見上げた　次はどこまで行けるかな

いつのまにか月は沈んで 朝日が街を照らして

こんな日もたまには悪くない そんな気がした

「自分」を見つける事はまだ出来そうにないけど

私のペースで歩いていたい 夜はやがて明けるから