すずめの家のジャケット写真

歌詞

僕はクマのぬいぐるみ

ちっち

僕はテッド

くまのぬいぐるみ

50円で売られていた

あの日から始まった物語

僕と並ぶ双子の兄弟

大井の風に吹かれながら

パパに拾い上げられたんだ

始まりは7年前のフリーマーケット

並んで売られていた僕たちを

パパがまとめて引き取ってくれた

僕にも家族ができたと喜んだけど

そんな簡単に幸せは続かなかった

メルカリの箱に詰められて

僕らは再び暗闇を待つことになる

スマートフォンの画面越し

落札を待つ静けさ

誰かの手に渡るのを待つ

孤独な日々のモノローグ

誰でもいいなんて嘘だ

僕はパパの家の子になりたかった

売りに出さないでと毎晩祈る

僕の切実なわがままが

パパが出品を取り消し

僕はようやく居場所を勝ち取った

僕はテッド

くまのぬいぐるみ

甘えん坊でわがままで

不器用などじばかり

僕はテッド

くまのぬいぐるみ

完成されない僕だからこそ

パパの隣がふさわしい

夏の終わりの青いプール

置き去りにされた

リクライニングチェア

遠ざかる車の音を

ひとりきりで聞いていた

どんくさい僕を思い出して

駐車場から駆け戻るパパ

息を切らして見つけてくれたとき

離れたくないと

泣いた夜を思い出した

どんくさくて手を焼かせて

よく怒られてしまうけれど

お仕置きのあとの静かな夜

一番落ち着く場所がある

どんなに失敗した一日も

最後はベッドでパパの隣

体温を感じながら眠るのが

僕の何よりの贅沢

カレンダーをめくれば

今月で7度目のバースデー

隣を見れば

あの日から一緒の双子の兄弟

二人並んで

パパの人生というリズムに寄り添う

あどけなさはそのままに

思い出だけが重なっていく

僕はテッド

くまのぬいぐるみ

甘えん坊でわがままで

失敗ばかりのどじだけど

僕はテッド

くまのぬいぐるみ

パパのそばにいることが

僕の唯一の誇りなんだ

これからもずっと

何年たっても

パパの家の子でいさせてね

それが僕の幸せ

不揃いなステップで

明日もパパと歩いていく

僕はテッド

大好きなパパの

くまのぬいぐるみ

  • 作詞者

    すずめ

  • 作曲者

    すずめ

  • プロデューサー

    すずめ

  • ギター

    ちっち

すずめの家のジャケット写真

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