

閉まりきらないドアの前で
誰かの靴音を数えてる
用事のないメッセージだけ
消せずに残してしまった
予定より早く着いた場所で
何も始まらないまま待つ
名前を呼ぶには遠すぎて
手を振る理由も見当たらない
正解みたいな顔が並んで
それを真似して立ってみる
間違えないことばかり増えて
進み方だけ置いてきた
拍手のあとで残る空白に
行き場のない視線が浮かぶ
誰かの成功を祝うたび
自分の輪郭が薄れていく
冷めた飲み物を飲み干して
温度の話を避けてきた
分かってるふりが上手くなって
質問だけが減っていく
並んだ席の端と端で
同じ画面を見ていた
同意するには近すぎて
否定するには遅すぎた
約束しないまま進む道に
足跡だけが増えていく
選ばれなかった言葉たちが
今もポケットで重たい
何も言わない時間だけが
僕の立ち位置を決めていく
拍手が止んだそのあとで
ようやく音が聞こえだす
追いつけなかった理由だけ
静かに肯定していく
帰る方向は同じでも
歩幅までは揃わない
それでも今日はこのままで
列の外側を歩いていく
- 作詞者
MARINE
- 作曲者
MARINE
- プロデューサー
MARINE
- バックグラウンドボーカル
MARINE

MARINE の“列の外側”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
慣れてるだけ
MARINE
- 2
この位置
MARINE
- 3
声を置く
MARINE
- 4
夜の途中
MARINE
- 5
同じ棚
MARINE
- 6
名前をつけない日
MARINE
- 7
Still, Still, Still
MARINE
- 8
I Stay Here
MARINE
- ⚫︎
列の外側
MARINE
- 10
夜が押す
MARINE
- 11
甘くしない高さ
MARINE
- 12
上に行かない夜
MARINE
- 13
時間だけが誠実ぶる
MARINE
夕方の光が、白い壁に長く落ちる。
何も起きていない部屋で、
音だけが残っている。
強くならなくてもいい。
決めなくてもいい。
ただ、ここにある温度を下げないまま。
“Still, Still, Still” は、
動かないことを選ぶためのアルバム。
張り詰めたまま、崩さない14曲。
アーティスト情報
MARINE
Marine は、水のゆらぎや、まだ言葉にならない感情を 静かにすくい上げるように曲をつくるアーティスト。 制作では AIによる音の発想や質感も自然に取り入れながら、 詞は自らの手で書き重ねている。 透明さとあたたかさが同時に立ち上がる音が特徴。 性別や姿は特に明かしておらず、 音と風景がそっと前に出るスタイルを大切にしている。
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