歌詞

その有り余るような惰性で

溶け込んだのなら擦りむいて

しょうがないと爪を隠して

やられてるフリをするだけさ

手を取り合って日々螺旋状

誰かの正義を啄ばんで

それでもいいやと百面相

その手足は震えてるんだろう？

どうだっけ どうやって 飛んだんだっけ

抉じ開けて行け雑踏

あー、いっそ終わらせたい

剥がれたメッキ裏返しては

ひとりぼっち 上の空でさ

「うしろの正面だあれ」

あー、やっぱ世間の体

頷きたくないことばっかじゃん

馬鹿言っちゃって 正当性なんざ

「うしろの正面だあれ」

手が届く範囲の地平線

「あの船は沈んだらしい」と

知らない誰かのエピソード

その中で息をするだけさ

拭う汗と涙と幻想

寂しいけど孤独がいいや

嫌いにならないための処方

ひたすらに雨は止まないから

どうだっけ どうやって 生まれたんだっけ

捻じ伏せてやれ残響

あー、いっそ終わらせたい

剥がれたメッキ裏返しては

ひとりぼっち 君だってそうだろ

「うしろの正面だあれ」

あー、やっぱ世間の体

居場所も宛なんかも無いんだよ

馬鹿言っちゃって 正当性なんざ

「うしろの正面だあれ」

「行け、此処には戻るなよ」