東京のジャケット写真

歌詞

東京

4年前の20歳

夢のために東京に出てきた

初めて住んだ5.7畳の1kは

私には十分すぎるお城だった

あの頃の私はダンボールを

机にしてピアノと歌ってた

お金もなくて何もないけど

無敵だと思ってたし

バイト掛け持ちしてたけど

全然へっちゃらだった

1人で生きていくことは

大変だってやっと気づいたんだ

1人で育ててくれたママは

やっぱすごいやって涙が出た

いつからか東京に疲れて

自分自身にもひどく疲れて

体壊して心壊して

ただ時間に追いかけられてた

あの人の言葉全て信じ

私の全てダメだと言われて

歌うことも作り出すことも

何もかも嫌になっていたの

好きな人ができた

お互い同じ気持ちだと思ってた

離れたくなくて言えなかった

好きだって

結局離れたけど

知らない黒くて汚い世界

ばかりだってがっかりしたっけ

平気で嘘つく卑怯者たち

なんだよ なんだよ

ばかにしやがって

いつからか東京に疲れて

自分自身にもひどく疲れて

体壊して心壊して

ただ時間に追いかけられてた

あの人の言葉全て信じ

私の全てダメだと言われて

歌うことも作り出すことも

何もかも嫌になっていたの

何のために東京に来て

何のために故郷離れて

誰のために曲を書いて

誰のために歌を歌ってる?

私はどこの何者なのか

どうか誰か教えてください

私が生きる意味を誰か

誰か教えてよ

いつからか空が狭く感じ

息苦しささえ覚え始めて

何もかもがばからしくて

どうにでもなれと思い出した

全てにひどく疲れた私は

純真無垢な想いだけを

言葉にして生きる意味を

見つけてみようと思う

いつかまたあの頃の私が

私を呼んでくれるんだと

信じてるよ

またその日まで

ここで戦い続けるよ

  • 作詞

  • 作曲

東京のジャケット写真

絹 の“東京”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    東京

あの頃は何もかもが輝いて見えたこの街に、いつからか私はひどく疲れていた。何のために故郷を離れ、歌を歌っているのかわからなくなり、初めて本当の孤独を体験する。1年以上の葛藤を経て、隠された黒く汚い世界に負けないと誓い、改めて東京で戦い続けると決断した。故郷を離れ生活をしている人が「私だけじゃないんだ」と少しでも安心してもらえたら嬉しい。

アーティスト情報

"