歌詞

沈むよう、うずくまり眠る街

青白い街灯の下

影を追い越し一人歩く

まばたき瞼に残る君の残像

誰かの暮らしの残り香が

君との物理的距離

無慈悲に教えてくれた

君といた時間を反芻し続けて

甘い味に焦がれていた

君を好きな気持ちに揺蕩う

貰ったプレイリスト、心を奏でる

待ち侘びた、赤い色の通知

滑稽だな、さっきまでずっと話してたのに。

君はどんな気持ちで向き合ってるんだ

大事なことは、訊けないまま

メタファーで好きが伝わる程

僕はそんなに、器用じゃ無いから

垂れ流した、想いの移り香に

君の「いいね」が、輝いてた

会えないと尚更もう、不安だ

こんなに悲観して

選択肢が多い君に"何を贈れるんだ"と

僕が神隠しに遭ったら、君はさがしてくれるかな

静かな画面を見続けた

手がかりを欲しがった

待ち侘びた、赤い色の通知。

滑稽だな、素っ気ない返事も打てそうにないな

君はどんな気持ちで向き合ってるんだ

大事なことは、訊けないまま

街は今、淡い空の刻、

僕はまだ、気づいてないふり

僅かに伝わる君の好意

弾けだす"好き"の音

太陽系で一番、僕は幸せだ

体温が上がった気がした36.7℃

最北端の星に願った終着点へ

僕らを連れてって

出来るだけ幸福な推論を添えて、

そして。